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上部頸椎(頚部)への理解①

 

小顔ストレッチ®の肝である

 

「上部頸椎ダイレクトストレッチ®」

 

 

頸椎(首の骨)は全部で7個あり、それが積み木のように重なっていますが

 

ここで言う上部頸椎とは

頸椎の1番、2番を指します。(C1・C2)

 

 

上部頸椎は形状の特徴だけでなく、回旋(振り向く動き)やうなずきなどの動作、頭部を支える筋肉(後頭下筋群)の付着などとても重要な部位です。

 

 

 

小顔ストレッチ®の中でもこの「上部頸椎ダイレクトストレッチ®」は核となっているので上部頸椎(頚部)への理解を深めていきましょう。

 

 

 

何回かに分けて更新していきますが、

第一回目は「上部頸椎の特徴的な形状」についてまとめます。

 

頸椎の形状

上記にも記した通り

 

頸椎は7個の骨が積み重なり、前弯へアーチをつくっています。

 

首が長い人でも、短い人でも7個です。

首がなが~いキリンも7個ですし、

首がないようにみえるクジラも7個です。

 

 

 

第1頸椎の形状

 

第1頸椎(C1)は「環椎」と呼ばれ、輪っかのような形です。

この輪っかで頭部を支えます。

 

他の頸椎と異なり「棘突起がありません」

(頚部の後ろ、ゴジラでいう背中のギザギザのようなところ)

 

 

頭部と環椎の間の関節である「環椎後頭関節」は

小さくうつむく、うなずくような動きに関与します。

 

 

 

第2頸椎の形状

 

第2頸椎(C2)は「軸椎」と呼ばれ、椎体からまっすぐ上に向かって突起(歯突起)が突出しています。

 

この歯突起が突出した軸椎に、環状である環椎がはまっているような形で

歯突起を軸に環椎が回転(回旋)します。

 

 

環椎とともに「環軸関節」を成し、回旋(振り向く)動作に大きく関与します。

 

 

上部頸椎ダイレクトストレッチ®でのアプローチ部位

 

上部頸椎ダイレクトストレッチ®は

 

この第1、第2頸椎の「横突起」へアプローチしていきます。

(横突起:椎体から横に突出している部分)

 

脳への血液循環にも関与する部位へのアプローチで

圧痛の変化に大きく関わる手技です。

 

 

 

 

上部頸椎への理解①では特徴のある上部頸椎の形状についてまとめました。

次回もお楽しみに~